本計画は、自動車内外装のグローバルメーカーが整備する新しい技術棟です。
敷地アプローチからも大きく見える東西面のファサードには日射負荷を低減する水平庇と縦型ルーバーを設け、周囲の里山と調和するリズミカルで彫りの深いデザインとしました。
また、多くの来客を迎える1階ラウンジ空間は外部の大庇から連続した開放的な空間とし、本社工場にふさわしい設えとしました。執務空間は18.6×54ｍの無柱のワンルームとし、フレキシブルで機能的なワークプレースを実現。ハイサッシを採用し十分な自然採光と豊かな眺望を享受できる心地よい空間づくりにも配慮しています。
