高さ5mをこえる弥勅像が置かれる本施設は、道德会舘の新たな拠点となるよう計画されました。道路際まで近接した建物が周囲に圧迫感を与えないよう、またオープンになりすぎないよう、外観下層部は連続した柱とガラス窓で構成され、遠目にはわかりませんが近寄るにつれ中の様子がうかがえます。
門扉をくぐると前庭が広がり、全面ガラスの建物正面からは中に置かれた弥勅像が拝めます。内部は列柱間の奥行きある窓と高窓から柔らかな光が差し込み、レンガタイル、珪藻土といった自然素材の内部仕上げとあいまってやすらぎのある落ち着いた雰囲気の空間創りを実現しました。
WORKS
実績紹介
− 文化・交流
道徳会館 東京新佛堂 -弥勅殿-