全体の配置計画において、余分な装飾的デザインをさけ、より自然で、機能的で、シンプルな表現を旨としました。管理センターは、幅100mの前面緑地に45゜の角度をつけて配置し、来訪者を新舞子グリーンライン橋から敷地にアプローチする段階で正対して迎え、緑と水に包み込むことより、工場の存在感を主張しながらも自然環境と調和する東邦ガスの新しいタイプの工場管理空間が浮かび上がります。
コンクリートとガラスの繰り返しによる縦縞は、構造と設備と構法とが一体となった環境コントロールの皮膜であり、このシステムをそのまま外観としました。内部では、天井の構成と一体になった架構に囲まれた大きな事務空間の中には、部屋の間仕切り、家具など、変化の激しい情報の時代に対応できるシステムを採用し、時代の変化に対する常に柔軟に対応できる姿勢を象徴しています。
WORKS
実績紹介
− 業務
東邦ガス株式会社 知多緑浜工場管理センター