市街地に建つ高等学校として、限られた敷地条件や厳しい法規制のなか、いかに生徒の感性を刺激し、ゆとりと変化のある空間を創りだすかということをテーマとしました。学校の中心となる5層吹抜による光に満ちたアトリウムは、生徒の、そして教師とのコミュニティの場として、また5階に設けた多目的スペースは、生徒の自由な発想に答えるフレキシブルな空間として提案しました。外観においては、コンクリート、金属、ガラスといった素材のもつ美しさをシンプルかつハイテクなスタイルで表現しています。また、ルーバーを多用したファサードは、隣接する住宅に配慮するとともに、建物の熱負荷を抑える環境に優しいデザインとして、この建物を特長づけています。
WORKS
実績紹介
− 教育
享栄高等学校