生徒一人一人が個性を活かし、自ら学ぶ場となる施設を目指し、明るく開放的な建物になるよう計画しました。1階には40周年記念館としての小ホールとトレーニングルーム、2階はメインアリーナで構成され、エントランスから吹抜けと一体になったホワイエを介し各室へと導かれます。外観のデザインにおいては、ホワイエ内部の人の動きがわかるように建物正面をガラス貼りのカーテンウォールとし、屋根はトラスと張弦材のハイブリットシステムとすることでその形態に躍動感を持たせます。アリーナに集まる生徒たちが学び、語らい、そして巣立っていく、そんな生徒たちの羽ばたいていく姿の想いと、鈴鹿山脈を思わせるルーフデザインとを重ねてかたちとしました。
WORKS
実績紹介
− 教育
鈴鹿高等学校 40周年記念館