既存工場の再編の一つとして、ディスプレイや半導体といった最先端デバイスに対応した製造・検査装置の組立・調整を行う工場として建設されました。全ての作業空間が、クラス100～100,000までのクリーン度を確保しており、安定した製品を提供できる製造環境となっています。
外観ではクリーンルームを構成する設備機器のブラインドと、近接する近隣建物との視線制御として木目調のルーバーをリズミカルに配置し、また水の流れをモチーフにしたガラス手摺を用いることで、工場らしくない温かで自然味豊かなデザインとしました。
内部においてもふんだんに木を使用し、特に「こもれびひろば」と名付けた食堂においては「木の癒し」をテーマに、様々な用途に使っていただけるフレキシブルな空間としました。他にも屋上庭園やリフレッシュコーナーにより、働く人にやさしい憩いの場を提供しています。
