敷地は金山駅に程近く、将来的にはリニア開業に伴う駅周辺のまちづくりの変化も見据え、オーナーの住宅とテナントの事務所・店舗を併設した建物です。
アールヌーボーとアールデコを取り入れたいという要望を受け、打放しコンクリートの壁柱を基調とした明快な幾何学構成でファサードをデザインし、複合する用途を一体的にまとめることで、前面道路に対して建物の存在感を際立たせ、街並みにおいて建物自体が広告塔としての役割を果たすことを目指しています。
インテリアでは、約120㎡のワンルーム空間に対し、2.8~3.0mという比較的高い天井高さを確保し、さらに斜めのラインを用いることで奥行きと広がりを演出しました。石や木材、漆喰、ロートアイアンといったクラシカルな素材の採用や、鮮やかな色彩の対比により空間に陰影を生み、非日常的な佇まいを纏わせています。古典的な芸術様式を現代的にアレンジすることで、複数の要素が一体となった独自性のある建物を実現しました。
WORKS
実績紹介
− 業務
平和機械新事務所
Palazzo Pace(平和町の邸宅)